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更新:2014/02/28

最新nVIDIA GeForceの選び方

ショートカット

概要

グラフィックカードGeForceシリーズの最新情報をまとめています。

RadeonではなくGeForceを選ぶ理由は、CUDAに対応した動画エンコードやPhotshopなどのCPU補助に、CPUの性能が低くても短時間での処理が可能になります。3D VISIONは対応したソフトで高品質の立体視が可能になります(別途、対応しているモニターとメガネが必要です)。GeForceに最適化されているゲームでは同性能のRadeonシリーズよりも快適に動作することができます。

最新のグラフィックボードはほぼPCI-Express x16接続用のみです。PCI-ExpressではなくAGP搭載PCの場合は、グラフィックボード以外の性能が低いためPCを新しくすることをおすすめします。

SLIで複数枚接続する場合はx16でなくてもSLI対応スロットに接続して使うことができます。SLIに対応しているマザーボードとSLIで一緒に使えるグラフィックボードの組み合わせが必要です。SLIに対応していないゲームでは、単体で使うよりも性能が低くなる場合があります。

ノートPCでは大きさ・発熱・電力を考えて一体化された設計であり、ビデオカードの途中交換はできません。また、品質がとても重要であるため性能と安さで選ぶことはお勧めできません。ノートPCでは同じ性能でデスクトップの数倍高くなることがありますが、多くはぼったくりではなく値段相応の作りになっています。

GeForceの最新ドライバの入手はこちらから

現在のおすすめ

3D VisionとDirect X11の高画質ゲームとGPGPU(CUDA)アプリケーションには
GTX 780Ti / GTX780 /GTX770/GTX670/GTX760

一般的な3DゲームCUDAによるCPU補助は
GTX 760 / GTX660/GTX650Ti BOOST/GTX560Ti/GTX560

低解像度の軽いゲームには GTX650/GT640/GT630

動画再生のみには低価格のGT620/GT610これらはIntel HD4000(CPU内蔵グラフィックス)よりも性能が低いことに注意してください。

オンラインゲーム

最新の高画質ゲームGTX760(高解像度や高画質で多人数のゲーム) /GTX660/GTX650Ti BOOST(低解像度や人数の少ないゲーム)。

高画質で更にビデオメモリを多く使うゲームにはGTX770/GTX670/ GTX760

画質ではなく多人数で素早い操作が求められる場合はGTX760 /GTX660GTX650Ti

少人数のMOや低解像度ゲームにはGTX650

ブラウザゲームなど軽いゲームにはGT640GT630

性能比較ランク表

性能 GeForce
DX10対応
GeForce DX10.1対応 GeForce DX11対応 Radeon
DX11対応
Radeon
DX10.1対応
価格帯
  G9x GT20x GT21x GF10x以降 RV8x以降 RV7x  
高い       GTX690

GTX780Ti
GTX TITAN
GTX780
GTX590
HD7990
HD6990
 
R9-290X
R9-290
  12~5万円
  (GTX295)  
GTX770

GTX680
GTX670
GTX760
GTX660Ti
GTX660
GTX580
GTX680M?
GTX570
GTX650Ti Boost
GTX750Ti
GTX580M
GTX480
GTX750
R9-280X
HD7970
HD7950
R9-270X
HD7870
HD6970
HD6950
HD7850
HD7790
HD5870
  4~2万円
        HD4870X2
        GTX480M
GTX560Ti
GTX560
GTX650Ti
GTX470
GTX460
GTX465
R7-260X
HD6870
HD5850
HD6850
HD7770
    GTX285
(GTX280)
   
    (GTX275)   HD5830  
  GTX280M (GTX260)   GTX650
GTX550Ti
GTX470M
HD6770
HD5770
HD7750
M-HD5870
HD4890
HD4870
2~1万円
  GTS250
9800GTX+
GTX260M
    GTS450
GT640
HD6750
HD5750
R7-250
HD6670
HD4850
  9800GT
GT330
    GTX460M HD5670
HD6570
HD4770 1万~5000円
  9600GT
GTS160M
  GT340 GDDR5
GT240 GDDR5
GT445M
GT630
GT440
M-HD5650  
    GT340 DDR3
GT240 DDR3
GT240M
  HD4670
    GT320
GT220
GT430
GT620
HD5570
HD5550
 
  9500GT   GT520
GT610
GT435M
HD6450 HD4650
9400GT     GT425M
GT420M
HD5450 HD4550 7000~4000円
低い     310
210
GT415M   HD4350

オレンジ色がおすすめのモデルです。

価格はデスクトップ用の実売価格(参考価格)です。

性能は同じモデルでも搭載されるビデオメモリの違いやクロックアップ仕様などにより異なります。また、標準よりも性能が低下したモデルが発売されることもあります。

GT-MM-HD(Mobility Radeon HD)はノートPC用で、単体販売はされません。ノートPC用ではデスクトップモデルよりも性能が低くなっています。高性能GPU搭載はデスクトップが使えない人向きです。ファン付きのノートPCクーラーを使うなど冷却に特に注意する必要があります。

ビデオカードのベンチマーク
FF14やPSO2など、ゲームベンチマークによる性能比較はこちら
資金の問題によりビデオカードの種類は少ないですが、代わりにCPUやシステムによっての違いが分かるようにしています。比較するグラボの不足分はランク表やスペックから推測をお願いします。

最新GeForce 世代による特徴

GeForce GTX700の特徴

GeForce GTX600の性能向上版です。
状況に応じて自動でGPUクロックが上昇するGPU Boostが2.0となり、動作効率が更に高くなりました。
小さな改良であるため、同クラスのGTX600よりも純粋に性能と消費電力が上昇しています。

GeForce GTX600の特徴

生産プロセスが28nm世代となり、同じ性能ならば大幅に消費電力が少なくなります。TDP(冷却と電力)の余裕に応じてクロックが自動で高まる(ブースト)ため、動作クロックが重要な場面での性能の落ち込みが少ない。

ブーストクロックはコアクロックの上限ではなく一般的で平均的な動作クロックとのこと。余裕があればもっと高くなり、余裕がなければ基本クロックに近くなります。

Frame Rate Target機能により、FPSが無駄に高まりグラフィックボードがフル動作してしまうという問題を解決することができます。これまでは処理が軽い場合にボトルネックがなくGPUがフルに動作してしまい発熱と消費電力が無駄に高まっていましたが、フレームレートの目安を設定することで無駄を抑えることができるようになりました。

インターフェースはPCI-Express 3.0対応、現在の性能では未だPCI-E2.0に接続しても性能低下などの問題はありません。

Windows8に採用される予定のDirect X11.1に対応。

最大4画面出力に対応になりました。Radeonでは3画面以降がDisplayPortを使うことが必須でしたが、GeForceではそのような制限は無く、コネクタが搭載されていればDVI-D x2+HDMI x2という組み合わせも可能です。

最新GeForce 個別の性能と特徴

長い間GeForceシリーズは設計に問題を抱えていましたが、バランスがかなり良くなったGTX600シリーズはおすすめ。GTX700シリーズは600シリーズのボトルネックを解消してより性能が向上しました。

2GPU搭載 最上位モデル

2GPU構成に対応していないゲームでは1GPU搭載の最上位モデルよりも性能が低くなることや、表示の不具合が起こりやすくなります。相性による不具合が起こりやすいことに注意が必要です。
負荷がとても高いリアル描写のゲーム向き。

GeForce GTX690

★★★☆☆ デュアルGPU搭載で高性能なシングルカード

GeForce GTX690
CUDAコア数 テクスチャユニット数 コアクロック / ブーストクロック L2 キャッシュ
1536 x2 128 x2 915MHz / 1019MHz 512 KB x2
VRAM容量(ビデオメモリ) ビデオメモリバス幅 メモリ種類とクロック ビデオメモリ速度
2GB x2 256bit x2 GDDR5 6008 MHz相当 192.26 GB/s
DirectXバージョン TDP(電力目安) 接続対応 PCI-E追加電源コネクタ
11.1 300W PCI-E 3.0 8ピン+8ピン

※ 設計の世代が変わると、数値が低いのに性能は高くなることやその逆になる場合があります。
※ これはnVIDIAによるリファレンスの場合であり、製品ごとに設定が異なります。
※ 販売されるモデルにより、性能がリファレンスよりも大幅に上下するものがあります。

GTX590よりも高性能で消費電力は少なくなりました。

GTX680を2基搭載しながらクロックを下げることで1枚のグラフィックボードに収まっています。1枚のグラフィックボードの中でSLI構成となっているため、SLIに対応したアプリケーションでないと性能が発揮できません。2枚使用するためにはQuad SLIに対応したシステムが必要です。

GTX680よりもクロックが低く設定されているためGeForce GTX680を2枚使ったSLIよりも性能が低いですが、消費電力が大幅に低く抑えられています。

高解像度で高画質な3Dゲームを3D Visionで堪能したい人向き。CUDA対応アプリケーションではほとんどの場合SLIには対応していませんのでCUDA目的の場合はGTX680へ。

1GPUで最高性能モデル

CPU性能も高くないと、描画処理のみのベンチマーク以外ではグラフィック性能を発揮できないことに注意。
負荷の高い最新ゲームも、SLI(2GPU)に対応していないゲームも不具合なく快適に。
CUDAを活用したアプリケーションも快適に。

GeForce GTX780Ti
GeForce GTX780Ti
CUDAコア数 テクスチャユニット数 コアクロック / ブーストクロック  
2880 240 875 MHz / 923 MHz  
VRAM容量(ビデオメモリ) ビデオメモリバス幅 メモリ種類とクロック ビデオメモリ速度
3GB 384bit GDDR5 7,000MHz相当 336.0GB/s
DirectXバージョン TDP(電力目安) 接続対応 PCI-E追加電源コネクタ
11.1 250W PCI-E 3.0 8ピン+6ピン

※ 設計の世代が変わると、数値が低いのに性能は高くなることやその逆になる場合があります。
※ これはnVIDIAによるリファレンスの場合であり、製品ごとに設定が異なります。
※ 販売されるモデルにより、性能がリファレンスよりも大幅に上下するものがあります。

Radeon R9-290XやGeForce TITANよりも高性能。1GPUでは現時点では最速モデル。 TITANとの違いは、TITANは業務用のTesla風ですがGTX780Tiは純粋にゲーム用に最適化されています。

Direct X11のとても重いゲーム Crysis3でもFull-HDの高画質でそれなりの動作が可能。ほとんどのゲームが快適にプレイ可能。

TDPがGTX780と同じ250Wですが、実消費電力は負荷時に30~40Wほど高くなります。コアクロックを無理に高めてるのと違って、性能が高くなった分、消費電力が増えています。Radeon R9-290Xよりは性能が高く消費電力は低く抑えられています。

5万円前後の高性能モデル

CPU性能も高くないと、描画処理のみのベンチマーク以外ではグラフィック性能を発揮できないことに注意。
Direct X11 高画質ゲーム向き。
CUDAを活用したアプリケーションも快適に。

GeForce GTX770

★★★★☆ GTX680の高クロック版

GeForce GTX770はGTX780のスペックを下げた物ではなく、GTX680の高クロック版です。設計が異なるGTX780とは性能差がやや大きいです。また、GTX680からクロックを高めた分、消費電力が増大しています。

新発売のGTX770と安くなったGTX680で悩みどころですが、価格差が小さければ買い!価格差が大きくても高い動作クロックが必要な場合はGTX770です。逆に、これほど高い動作クロックを必要としないのならばGTX670で安く抑えるのがおすすめ。

GTX780は設計が異なり、クロックの高さでは無く、コア数の増大とメモリ周りの強化による差が大きいです。

GTX770は、GTX670/GTX680と同じ256bitのメモリバスですが、メモリクロックが7010MHzに高められているのがポイントです。

GeForce GTX770
CUDAコア数 テクスチャユニット数 コアクロック / ブーストクロック L2 キャッシュ
1536 128 1046MHz / 1085MHz 512 KB
VRAM容量(ビデオメモリ) ビデオメモリバス幅 メモリ種類とクロック ビデオメモリ速度
4GB / 2GB 256bit GDDR5 7010 MHz相当 224.32 GB/s
DirectXバージョン TDP(電力目安) 接続対応 PCI-E追加電源コネクタ
11.1 230 W PCI-E 3.0 8ピン+6ピン

※ 設計の世代が変わると、数値が低いのに性能は高くなることやその逆になる場合があります。
※ これはnVIDIAによるリファレンスの場合であり、製品ごとに設定が異なります。
※ 販売されるモデルにより、性能がリファレンスよりも大幅に上下するものがあります。

3万円前後で高画質オンラインゲームを高画質で快適に

Direct X9の高画質ゲームは最高画質設定で、Direct X11は標準画質設定で。
大人数MMOでもビデオメモリが強いこのクラスで快適に。
CUDAで動画変換も高速化。

GeForce GTX760

★★★★☆ 性能バランスと価格で選ぶなら

GeForce GTX760
CUDAコア数 テクスチャユニット数 コアクロック / ブーストクロック L2 キャッシュ
1152 96 980 MHz / 1033 MHz 512 KB
VRAM容量(ビデオメモリ) ビデオメモリバス幅 メモリ種類とクロック ビデオメモリ速度
4GB / 2GB 256 bit GDDR5 6008 MHz相当 192.26 GB/s
DirectX バージョン TDP(電力目安) 接続対応 PCI-E追加電源コネクタ
11.1 170 W PCI-E 3.0 6ピン+6ピン

※ 設計の世代が変わると、数値が低いのに性能は高くなることやその逆になる場合があります。
※ これはnVIDIAによるリファレンスの場合であり、製品ごとに設定が異なります。
※ 販売されるモデルにより、性能がリファレンスよりも大幅に上下するものがあります。

GeForce GTX760はGTX660Ti以上GTX670以下の性能です。
ビデオメモリの帯域が256bitになり、GTX670の下位版という位置づけになります。
GTX670よりもコア数が少なく、クロックを上げているため、実消費電力はGTX670よりも高くなっており、効率が良いとは言えません。
その反面、価格はGTX660Tiに近く、性能に対するコストパフォーマンスはお得になっています。

2万円台でオンラインゲーム向き

友人とわいわい楽しくMMOするならこのクラス。
高画質MMOでも画質設定を調整すれば快適なプレイが可能。
ゲーム以外でもCUDAでCPUの補助を。

GeForce GTX660

★★★★★ 価格・性能・低電力ともに高いバランス

GeForce GTX
CUDAコア数 テクスチャユニット数 コアクロック / ブーストクロック  
960 80 980MHz / 1033MHz  
VRAM容量(ビデオメモリ) ビデオメモリバス幅 メモリ種類とクロック ビデオメモリ速度
2GB 192 bit GDDR5 6008 MHz相当 144.19 GB/s
DirectXバージョン TDP(電力目安) 接続対応 PCI-E追加電源コネクタ
11.1 140W PCI-E 3.0 6ピン

※ 設計の世代が変わると、数値が低いのに性能は高くなることやその逆になる場合があります。
※ これはnVIDIAによるリファレンスの場合であり、製品ごとに設定が異なります。
※ 販売されるモデルにより、性能がリファレンスよりも大幅に上下するものがあります。

ビデオメモリ2GBにメモリバス幅192bitでマルチモニター表示も安心。高解像度で高画質設定でのオンラインゲームや、Direct X10ゲームにはこのクラスが快適に楽しむ目安です。

「ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア」や「シムシティ(2013)」などDirect X9の高画質ゲームを楽しむのもこのクラスが快適な動作の目安になります。(解像度と画質設定や場面によってもっと高い性能が欲しくなる場合もありますが、調整すれば満足に楽しめるのがこのクラスのビデオカードです。)

性能は GTX580 と同程度で補助電源コネクタは6ピンが1本のみで動作します。消費電力は GTX550Ti や Radeon HD7870 よりもやや上で、GTX560TiやGTX460やRadeon HD6870よりも下です。

発売当初の価格は2万円前半と買いやすく、性能はGTX 660Tiよりも低いもののGTX560Tiからは大幅に高いので、性能に不満を感じ始めた人には乗り換えもお奨めできます。

価格と補助電源コネクタ数に問題が無ければ660Tiがおすすめです。コア数が少ないため負荷が大きくなるフルHDの高画質設定で楽しみたい場合は660Tiとの差が大きくなります。

2万円以下でそれなりに快適クラス

GeForce GTX750Ti

★★★★☆ ビデオカードに2万円は出せないという人に

GeForce GTX750Ti
CUDAコア数 テクスチャユニット数 コアクロック / ブーストクロック L2 キャッシュ
640 40 1020MHz / 1085MHz 2048KB
VRAM容量(ビデオメモリ) ビデオメモリバス幅 メモリ種類とクロック ビデオメモリ速度
2GB 128bit 5400MHz相当 86.4GB/s
DirectXバージョン TDP(電力目安) 接続対応 PCI-E追加電源コネクタ
11.2 60W PCI-E 3.0 なし

※ 設計の世代が変わると、数値が低いのに性能は高くなることやその逆になる場合があります。
※ これはnVIDIAによるリファレンスの場合であり、製品ごとに設定が異なります。
※ 販売されるモデルにより、性能がリファレンスよりも大幅に上下するものがあります。

GeForce 650Ti Boostと同程度の性能。性能よりも消費電力が大幅に少なくなったことが魅力です。Direct X9ゲームが常に最高画質設定で快適にとはいかないまでも、新生FF14がFull-HDの最高画質設定でもそれなりに動作可能。画質設定を調整すれば映像処理が重くなる場面でも快適にプレイ可能な性能です。

DirectX9ゲームではGTX650Ti Boostよりもやや低い性能で、Direct X11ゲームではやや高い性能です。しかし、Direct X11ゲームでは表示解像度を低くしないと性能不足です。

GeForce GTX750

★★☆☆☆ GTX650Tiよりも低価格で高性能

GeForce GTX750
CUDAコア数 テクスチャユニット数 コアクロック / ブーストクロック L2 キャッシュ
512 32 1020MHz / 1085MHz 2048KB
VRAM容量(ビデオメモリ) ビデオメモリバス幅 メモリ種類とクロック ビデオメモリ速度
2GB / 1GB 128bit 5000MHz相当 80.0GB/s
DirectXバージョン TDP(電力目安) 接続対応 PCI-E追加電源コネクタ
11.2 55W PCI-E 3.0 なし

※ 設計の世代が変わると、数値が低いのに性能は高くなることやその逆になる場合があります。
※ これはnVIDIAによるリファレンスの場合であり、製品ごとに設定が異なります。
※ 販売されるモデルにより、性能がリファレンスよりも大幅に上下するものがあります。

GeForce 650Tiよりも高性能で消費電力は同程度。GTX750Tiよりも性能が劣るものの大きな差では無いため、新生FF14がFull-HDの最高画質設定でもそれなりに動作可能。画質設定を調整すれば映像処理が重くなる場面でも快適にプレイ可能な性能です。

1万円台で高画質ではないオンラインゲーム向き

GeForce GT640

★★★☆☆ ブラウザゲームなど低解像度のゲームプレイに

GeForce GT640 GDDR5 (Kepler)
CUDA(SP)コア数 コア・クロック メモリ・クロック メモリ・バス幅
384 1046MHz 5000MHz相当 64bit / 40.0GB/s
VRAM容量(ビデオメモリ) TDP(電力目安) 接続対応 PCI-E追加電源コネクタ
1GB 49W PCI-E 2.0 なし

※ 設計の世代が変わると、数値が低いのに性能は高くなることやその逆になる場合があります。
※ これはnVIDIAによるリファレンスの場合であり、製品ごとに設定が異なります。
※ 販売されるモデルにより、性能がリファレンスよりも大幅に上下するものがあります。

新設計のGT640が発売されました。新設計では消費電力(TDP)が大きく低下しています。
PCI-E接続バスが3.0から2.0になりましたが、このクラスの性能ではPCI-E 2.0で十分ですので性能低下はありません。

GeForce GT640
CUDA(SP)コア数 コア・クロック メモリ・クロック メモリ・バス幅
384 900MHz 1800MHz相当 128bit / 28.5GB/s
VRAM容量(ビデオメモリ) TDP(電力目安) 接続対応 PCI-E追加電源コネクタ
2GB 65W PCI-E 3.0 なし

※ 設計の世代が変わると、数値が低いのに性能は高くなることやその逆になる場合があります。
※ これはnVIDIAによるリファレンスの場合であり、製品ごとに設定が異なります。
※ 販売されるモデルにより、性能がリファレンスよりも大幅に上下するものがあります。

基本性能は高いのですが、ビデオメモリが128bitのDDR3に制限されています。そのためビデオメモリでのやりとりが多い高解像度には向きませんが、GT630よりもコア数が大幅に増えて動作クロックも高いため、低解像度では画質設定次第で快適に動作します。

実売価格が約1万円であるため、性能不足で交換を考えている場合の目安となるモデルです。

PCI-E補助電源コネクタの接続が不要で、省スペースPCにも搭載できるロープロファイル対応モデルも発売されています。

GeForce GT640/440/240の性能比較
GeForce GT640はGT440よりも消費電力が低く性能は高く安定しています。本格3DグラフィックスのゲームもDirect X9/X10の低解像度ならば快適に動作できる性能があります。

1万円以下で内蔵グラフィックに不満のある人に

CPU内蔵のグラフィックよりも性能が悪くなる場合があります。

GeForce GT630 (GT440)
GeForce GT630 (Kepler)
CUDA(SP)コア数 コア・クロック メモリ・クロック メモリ・バス幅
384 902MHz 1800MHz相当 64bit / 14.4GB/s
VRAM容量(ビデオメモリ) TDP(電力目安) 接続対応 PCI-E追加電源コネクタ
2GB 25W PCI-E 2.0 なし

※ 設計の世代が変わると、数値が低いのに性能は高くなることやその逆になる場合があります。
※ これはnVIDIAによるリファレンスの場合であり、製品ごとに設定が異なります。
※ 販売されるモデルにより、性能がリファレンスよりも大幅に上下するものがあります。

新設計のGT630が発売されました。新設計では消費電力(TDP)が大きく低下しています
新設計ではコア数が増えましたがメモリ性能は低下しています。

GeForce GT630 / GT440
CUDA(SP)コア数 コア・クロック メモリ・クロック メモリ・バス幅
96 810MHz 3200MHz相当(GDDR5)
1800MHz相当(DDR3)
128bit
/ 51.2GB/s (GDDR5)
/ 28.8GB/s (DDR3)
VRAM容量(ビデオメモリ) TDP(電力目安) 接続対応 PCI-E追加電源コネクタ
1GB
512MB
65W / 50W PCI-E 2.0 なし

※ 設計の世代が変わると、数値が低いのに性能は高くなることやその逆になる場合があります。
※ これはnVIDIAによるリファレンスの場合であり、製品ごとに設定が異なります。
※ 販売されるモデルにより、性能がリファレンスよりも大幅に上下するものがあります。

新設計のGT640よりも性能が低くて実際の消費電力は大きい。GT630はGT440のリネーム版です。性能差が大きいので、GT640を選ぶのが無難。

GT440はIntel HD4000(最新のCPU内蔵のグラフィック機能)よりも約1.5倍性能が高いです。

基本設計はGT430と同じです。クロックアップにより性能が向上しましたが、PCI-E補助電源1本のGTS450との性能差は大きく、補助電源なしのRadeon HD5670よりも低い性能で消費電力が大きい。

GeFeorceにこだわりがなければRadeon HD5670がおすすめ。性能が必要ない場合はGT430で構わない。

最大消費電力は65Wで300W以上の電源が推奨。PCI-E補助電源の接続が不要。

ビデオメモリにDDR5を搭載したモデルの場合、
CUDA動画変換では高いクロックの影響なのかGTX460よりも速い場合があります。
ゲーム性能では低い解像度や画質設定次第で、Direct X11ゲーム以外はそこそこ楽しめる性能です。

GeForce GT620 (GT430)
GeForce GT620 / (GT430)
CUDA(SP)コア数 コア・クロック メモリ・クロック メモリ・バス幅
96 720MHz 1800MHz相当 64bit(128bit)
VRAM容量(ビデオメモリ) TDP(電力目安) 接続対応 PCI-E追加電源コネクタ
1GB 49W PCI-E 2.0 なし

※ 設計の世代が変わると、数値が低いのに性能は高くなることやその逆になる場合があります。
※ これはnVIDIAによるリファレンスの場合であり、製品ごとに設定が異なります。
※ 販売されるモデルにより、性能がリファレンスよりも大幅に上下するものがあります。

GT620はGT430の単なるリネームではなく、メモリバス幅が128bitの半分の64bitに制限されました。

GT620の性能はIntel HD4000(最新のCPU内蔵のグラフィック機能)の約半分の性能しかありません。グラフィックボードの性能不足で交換する目的にはあまり意味が無いと言えます。

GeForce GT620/520/GT220の性能比較
GeForce GT620は3Dグラフィック性能はGT220よりも低いです。ゲーム用ではなくWindowsの基本的な描画と動画再生向きです。

過去のGeForce シリーズ

用語

PCI-Express 2.0
転送速度が1.1の2倍に広がった帯域(2.0のx8は1.1のx16と同じ)です。PCI-Express2.0対応のビデオカードをPCI-Express 1.1のソケットに接続しても問題はありません。SLIでx16をx8の2系統に帯域が狭くなる場合に1.1では帯域不足が性能に表れることがありますが、それ以外では問題になりません。
GPU
ビデオカードのCPUのようなもの。映像処理を行うコア。
VRAM (ビデオメモリ)
ビデオカードのメモリ。映像を組み立てる場所。16MBあればQXGA(2560x1600)サイズでもフルカラーの表示が可能。3Dゲームでは出力される映像の組み立て以外にも使われるので、WUXGA(1920x1200)サイズでは512MB以上(高画質ゲームでは1GB以上)を推奨。メインメモリと同じで容量が余っていても速度は向上しないが、足りなくなると遅くなります。
GDDR5/GDDR3/DDR3/DDR2
VRAMの種類。GDDR5はGDDR3の最大5倍の性能が可能。帯域幅が狭くてもGDDR3よりも高速。GPUとセットで搭載されるので単体での性能は気にする必要なし。GPUの性能が低く高性能なVRAMを搭載しても無意味。ビデオカードの一部なので、メインメモリがDDR2でも関係ありません。
Direct X
Direct Xを使うことでグラフィック処理を行います。X9→X10ではより効率よく動作させるために設計が大幅に変わりました。X10.1やX11では効率の良い処理と高画質を実現するために機能が追加されています。
GPGPU
 CPUの補助としてGPUで映像以外の処理を行う機能です。CUDAやATI Streamがこの機能です。
PhysX
物理演算をGPGPUで行う。ゲームでは通常、予め用意されたモデルが使われ大雑把な表示になるが、PhysX対応ゲームでは場面に応じてその都度作ることでリアリティーを高める。CPUを使わずに物体や水などの動きを細かくシミュレートして表示できる。
GPUクーラー
GPUやVRAMを冷却するためのもの。1スロット仕様では厚みが制限されるためファンの回転数を上げる必要があり音がうるさい。発熱が少なければファンなしも可能ですが、空気の流れがないと熱が蓄積されるので注意が必要。
リファレンス
 Reference。GPUメーカーが作るのと同じ仕様でカードメーカーが生産。リファレンスでは設計がどのメーカーでも同じになるので、サポート体制(保証制度など)でメーカーを選びます。日本では一般的に海外メーカーの代理店でのサポートになります。初めはどのメーカーもリファレンスモデルで、そこから独自設計のものが作られて発売されるようになります。
Windows Aero
Windows Vista以降では、CPUの代わりにビデオカードがウインドーの描画などを担当します。CPUが他の処理に専念できるため、たくさんのウインドーを表示していても快適。Windows7ではDirect X10の機能を生かして、Vistaよりも効率が向上。
SLI
2つのGPUを連携させて性能を高めます。2つのGPUが分かれているため、処理によっては単体で処理するよりも性能が低くなる場合があります。1枚のビデオカードで内部SLIになっているものがGTX295です。SLIに対応していないゲームの場合はSLIで接続しないときよりも性能が悪くなることがあります。2つのGPUを内部で繋げている1枚のビデオカードの場合でも同様です。マザーボードの設計により、2枚接続した場合にx16+x16で接続される場合とx16の帯域を分け合ってx8+x8になる場合があります。
PCI-E補助電源
マザーボードからPCI-Expressに供給されている電力で足りない場合、電源からのケーブルを直接接続する必要があります。PCI-Express x16 1.1では75Wまでなので、190Wのビデオカードでは残り115Wを電源から直接供給する必要があります。8ピンが6+2ピン構成の場合、6ピンとしても使用することができます(2ピンが余る)。CPU補助電源の8ピンとは異なるので注意。これらは12Vで供給されるので電源の12V出力が重要です。現在は出力に合わせたPCI-E補助電源コネクタが搭載されているので、電源選びの目安になります(出力が大きければ6ピン2本+8ピン2本を搭載、小さければ6ピン1つのみを搭載)。電源に余裕があれば4ピンペリフェラルコネクタ(DVDドライブなどに使う電源コネクタ)からPCI-6ピンへの変換ケーブルも使用できます。
PureVideoHD
nVidia GeForceの動画再生支援機能。CPUの負担を少なくして高画質で再生します。この機能を使うには動画再生ソフトでハードウェア支援機能を有効にする必要があります。
3D Vision
nVIDIAが推進している3D立体視方式です。通常の液晶モニターの2倍である120Hzの入出力を使い、片目60Hzの高品質な立体視が可能です。3D Visionに対応したモニター、メガネ、ソフトウェアが必要です。nVIDIA 3D Visionについて
LorProfile(ロープロファイル)
ブラケットを含めて幅が短い構造です。省スペースPCに接続するにはこのタイプが必要です。ロープロファイル専用では、通常のPCケース(ミドルタワーなど)用のブラケットが付属しません。ロープロファイル対応であればどちらでも使うことができます。

性能はバランスが大切

古いPCの場合、グラフィックボードを交換しても映像処理以外の性能不足で快適にならない場合があります。

場合によっては、PC本体を交換するのが結果的に安く快適になることがあります。

ノートPCではグラフィックボードの交換はできませんのでご注意ください。

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History

2014/02/28
GeForce GTX750Ti / GTX750 を追加
2013/12/10
GTX780Tiを追加、流通の在庫と価格に合わせておすすめラインアップを更新。
2013/06/26
GeForce GTX760の情報を追加。スペック表を変更。
2013/06/22
リンクと説明を追加、GeForce GT640 GDDR5(Kepler)とGT630(Kepler)を追加
2013/05/25
GeForce GTX780の情報を追加
2013/05/07
性能ランク表にHD7990を追加。GeForce GTX670にリンクを追加。
2013/04/02
現在のおすすめ に注意文を追加。GTX 650Ti BoostにGTX660との価格差による注意文を追加。
 
2013/03/27
GeForce GTX650Ti BOOSTの情報を追加、ショートカットを追加、関連情報を追加
2013/03/17
GeForce TITANの情報を追加
2012/12/27
GeForce GT640とGT620の性能比較のリンクと説明を追加
2012/11/05
Internet Explorerでテーブルの色指定が正しく表示されない問題に対処しました。色が黒いと教えてくださり、ありがとうございます。このページ以外の同じ指定がされているファイルも検索して一括して修正しました。
2012/10/14
性能ランク表にノートPCのGeForce GTX580MとGTX680Mを追加。GTX680M?と?を付けているのはデスクトップのGTX580以下なのか以上なのかハッキリしないため。ノートPCはグラフィックスのみの単純な比較ができず、構成によって大きく変わります。
2012/10/10
GeForce GTX 650Ti の情報を追加
2012/09/15
GeForce GTX660 / GTX650 の情報を追加、現在のおすすめを更新
2012/08/17
GeForce GTX 660 Ti の情報を追加
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