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更新:2012/02/01

最新AMD-ATI Radeonの選び方

概要

グラフィックカードRadeonシリーズの最新情報をまとめています。

ATI Stream(AMDのCUDA)は業界標準のOpenCLに対応しています。ATI Stream対応モデル(HD4000以降)では動画変換がGPU機能により高速に行えるAvivo Video Converterが無償提供されています(ただし、市販ソフトと比べて画質が悪いです)。ドライバのダウンロードページでダウンロードした後、Catalystの基本モードから起動して使うことができます。
Radeonの最新ドライバの入手はこちらから

GeForceではなくRadeonを選ぶ理由は、3モニター出力対応と、Windows7 64bitでの安定と、ビデオ等の高画質にあります。少し前まではWindows7で使うならばRadeon!でしたが、GeForce GTX460以降はまともになりましたので、ゲームやアプリケーションの対応度で選んでしまって良いでしょう。ATI StreamはNVIDIA CUDAと比べて対応ソフトが少ないです。価格・電力・性能のバランスはRadeonの方が優れたモデルが多いです。3D立体視は複数メーカー共通のOpen Stereo 3D規格よりも、NVIDIAが独占的に推し進める3D VISIONの方がメジャーになりつつあります。

性能ランク表

性能 Radeon
DX10.1対応
Radeon
DX11対応
Mobility Radeon (GeForce) 価格帯
高い   HD6990   GTX590 10~6万円
  HD5970    
        GTX295
  HD4870X2 HD7970
HD7950
HD6970
HD6950
HD5870
HD6870
 
GTX580

GTX570
GTX480
6~3万円
    HD5850
HD6850
  GTX470
GTX560Ti
GTX560
4~1.5万円
    HD5830   GTX460
GTX285
GTX275
  HD4890 HD6770
HD5770
M-HD5870 GTX260
GTX550Ti
2~1万円
  HD4870
  HD4850
HD6750
HD5750
  GTS450
GTS250
  HD4770 HD6670     1万~6000円
    HD5670
HD6570
  9800GT
GT440
9600GT
GT240
  HD4670   M-HD5650  
    HD5570   GT430
    HD5550   GT520
GT220
  HD4650      
    HD6450     7000~4000円
HD4550 HD5450    
低い HD4350      

オレンジ色が現在人気のモデルです。

GeForceに最適化されているゲームでは、性能が下のGeForceに劣る場合があります。また、処理速度とは別に高画質機能が無効になり画質が悪くなるなど制限が生じる場合があります。

Mobility RadeonはノートPCに搭載されるビデオカードであり、単体販売はありません。

ATI Eyefinityについて

Radeon HD5000シリーズ以降では、ATI Eyefinityに対応しています。

Windows 7とVistaで3画面出力に対応していますが、クロックジェネレータが2基しかないため、3台目にはクロックジェネレータが不要なDisplayPort(DP)を使う必要があります。
○ DVI + DVI + DP
○ DVI + HDMI + DP
× DVI + DV I + HDMI

現在のおすすめ

Direct X11の高画質ゲームにはHD7970HD7950、一般的な3DゲームにはHD6870HD6850、低い解像度にはHD6790、動画再生のみにはHD6790(UVD3対応の一番性能が低いモデル)低価格HD5450

オンラインゲームには、最新の高画質ゲームにHD7950(高解像度+高画質+大人数)やHD6850(一般向き)、設計が古いゲームや画質を重視していないゲームにはHD6770/HD5770HD5650。 ブラウザゲームなど軽いゲームにはHD5570

Radeonの世代別ビデオカード

Radeon HD7000

生産プロセスが28nm世代となり、同じ性能ならば大幅に消費電力が少なくなります。

インターフェースはPCI-Express 3.0対応、現在の性能では未だPCI-E2.0に接続しても性能低下などの問題はありません。

Windows8に採用される予定のDirect X11.1に対応。

内部制御の実用性がとても向上しました。これまではクロックの変動が大きく変わり、ゲームによっては極端なクロックの切り替わりが頻繁に繰り返されて動作が重くなる場合がありましたが、HD7000シリーズでは細かく制御されて動作します。

Direct X11の高性能化だけでなくX9/X10でも柔軟な性能配分が可能になり、最新のグラフィックボードはX10/X11に比べてX9の性能が低くなりがちな問題が解消されました。そのためDirect X9でのオンラインゲーム目的にも高性能です。

Radeon HD7970

★★★★★ 単体で最高性能のグラフィックボード

価格は高いですが、高い性能と低い消費電力とバランスの高さを併せ持つ最高のグラフィックボードです。予算があるならば選ばない理由がありません。ただし、どの製品にも共通する問題ですが、設計が大きく変わった初期のドライバはトラブルが多い可能性があるため、安定性を求めるならば3ヶ月ぐらい様子を見る(HD7970は2012年1月発売)のがよいです。ドライバが安定する頃には価格も買いやすくなります。

Radeon HD7970の性能はHD6970やGeForce GTX580よりも全体が高くなっています。それでいて、消費電力は低くなっています。VRAMが384bitの接続で5.5GHz(1375MHzのGDDR5)の3GB搭載と、高速で大容量になっているためビデオメモリをたくさん使う(たくさんやりとりされる)ゲームでは性能の向上が大きく反映されます。

フルHDの解像度であれば、高画質なゲームでもHD7970を1枚で十分な性能です。

最大消費電力は250WPCI-E補助電源は8ピンと6ピンの接続が必要です。アイドル時の消費電力は15W以下(デスクトップを表示中)で、全く動作が必要ないときの消費電力も3W以下(モニターオフ時)と大幅に低下しました。

Radeon HD7950

★★★★☆ 高性能ながら消費電力が大幅減

価格差を考えると最高性能を誇るHD7970がイチオシですが、GeForce GTX580相当以上の性能ながらも消費電力が100W以上も少なくなるRadeon HD7950は今の日本の電力事情には最適。

HD7970は電力効率が悪化しようともできるだけ高い性能を追い求めたモデル、HD7950は高い電力効率を維持しながら性能を追い求めたモデルと捉えることができます。

高解像度での最高画質で高いフレームレートを維持したままゲームを堪能できるCrossFire(2枚差し)には電力効率の高いHD7950で決めてしまいましょう。

ゲームとアイドル時以外での一般的なアプリの描画では、消費電力はRadeon HD6900シリーズと同等です。負荷の高いゲームを最高画質で楽しみたいという用途以外ではHD7800シリーズの登場が待たれます。

最大消費電力は200WPCI-E補助電源は6ピンが2つの接続が必要です。アイドル時の消費電力は15W以下(デスクトップを表示中)で、全く動作が必要ないときの消費電力も3W以下(モニターオフ時)と大幅に低下しました。メーカー公称値では50Wの違いですが、HD7970との実際の消費電力差はかなり大きいです。

Radeon HD6000

Direct X11のテッセレータを強化して、消費電力は低下させています。
そのため、同じランクの製品であればDirect X11の性能は向上してX10/X9の性能はHD5000シリーズよりも少し低下しています。

動画再生を支援するUVDがUVD3になり機能向上しました。Blu-ray 3DとMPEG-4のDivX/Xvidのデコードに対応しました。対応したアプリケーションでは、CPUの処理をほとんど必要とせずに再生することができます。また、UVD2では対応していないMPEG-2のプロファイルにも対応しました。

Open Stereo 3Dを基にした3D立体視のAMD HD3Dに対応しました。1社がすべてを担うGeForceの3D Visionと異なり、幅広いメーカーから3D立体視対応の製品が登場することが期待されます。

Radeon HD6990

★★★☆☆ デュアルGPU搭載で最高性能のビデオカード

シングルビデオカードの中で最高の性能を誇ります。Direct X11のFPSゲームを高解像度・高画質で快適にプレイしたい方に。

Radeon HD6970の動作クロックを下げて、1枚に2つを繋げた内部CrossFire構成です。CrossFireに対応していないアプリケーションでは、HD6970に劣ります。HD6970を2枚接続するよりも大幅に消費電力が少なく済みます。2枚接続する場合は、CrossFire-Xに対応したシステムが必要です。

最大消費電力は375WPCI-E補助電源は8ピンが2つ接続が必要です。アイドル時の消費電量は37Wで過去の2GPU搭載Radeon HD5970の42Wよりも低下しています。

Radeon HD6970

★★☆☆☆ シングルGPUで高性能(でしたが、現在はHD7970に譲る)

予算重視で安くなったHD6970を選ぶか、性能と電力効率の高いHD7950を選ぶか。

Direct X9の性能がGeForce GTX570よりも高くX10/X11では同等以下。消費電力と価格がHD6950よりも大幅に高いのでバランスを考えるとHD6950がおすすめです。高画質ゲームで少しでもフレームレートを高めたい人にはHD6970が向いています。

HD6970とHD6950の価格差が小さくなったので、HD6950よりもおすすめです。

HD6970では標準搭載のVRAMが2GBとなり、マルチモニター環境でもVRAM不足による性能低下を起こしません。

最大消費電力は250Wで補助電源としてPCI-E8ピンと6ピンが必要。アイドル時の消費電力は下位モデルとほとんど変わらない20Wと優秀です。

Radeon HD6950

★★☆☆☆ Windows7で高画質ゲームを存分に楽しみたい人に

Radeon HD5870より全体の性能が少し向上しています。電力バランスを重視するとHD6950、性能を重視するとHD6970がおすすめです。HD6950でも標準搭載のVRAMが2GBとなり、マルチモニター環境でもVRAM不足による性能低下を起こしません。

最大消費電力は200Wで補助電源としてPCI-E6ピンが2つ必要。VRAMが2倍の容量に増えているため、 実は2GB搭載のHD5870よりも消費電力が下がっています。アイドル時の消費電力は下位モデルとほとんど変わらない20Wと優秀です。

Radeon HD6870

★★☆☆☆ バランスが良いが微妙な位置

Direct X11の性能がHD5870よりも高く、X10/X9の性能がHD5870よりも低いモデルです。それでもHD5850よりも性能が高いためほとんど問題にはなりません。

HD6950の登場で魅力は大きく下がりましたが、大きさはRadeon HD5850程度になり、PCケースでの干渉の心配が少なくなりました。消費電力が大幅に低いのがポイントです。

消費電力が低いHD6850と全体の性能がHD5870よりも高くなったHD6950に挟まれて目的で選ぶには難しい位置です。予算次第で、HD6950が辛い場合にはHD6870で妥協といったところ。

最大消費電力は151Wで補助電源としてPCI-E6ピンが2つ必要。HD5870よりも37W低くなっています。アイドル時の消費電力も19Wで、GeForceよりも優秀な電力効率が更に高まっています。

Radeon HD6850

★★★★★ 電力と価格や大きさを重視する人に

Direct X11の性能が向上したとはいえHD5870よりも低い性能。HD6850もHD5850よりDirect X11性能が向上してX10/X9は低下しています。ベンチマークにより影響が大きく現れる場合がありますが、実際のゲームプレイでは違いはほとんど分からない範囲です。HD6790やHD5770よりも大幅に高い性能になっています。

大きさがRadeon HD5770程度になったことで、PCケースに取り付けしやすくなりました。

GeForce GTX460よりも、Direct X11の性能は低くX10/X9の性能は高い。消費電力は低い。

最大消費電力は127Wで補助電源としてPCI-E6ピンが1つ必要。HD5850よりも24W低くなっています。アイドル時の消費電力はHD6870と同じで19Wに低下しています。

Radeon HD6790

★★☆☆☆ 電源周りが不思議な設計

Direct X10/X9で高画質を謳わないオンラインゲーム向き。Direct X11のゲームでは低い解像度でないと性能不足。価格差が問題なければHD6850をおすすめします。

Radeon HD5770よりもビデオメモリ周りの性能が大幅に向上しているため、キャラクター表示数が多いオンラインゲームに向いています。基本性能はRadeon HD5770やGeForce GTX550Tiに近い。

最大消費電力は150WPCI-E補助電源は6ピンが2つ接続が必要。実動作の最大消費電力はRadeon HD6850(最大127WでPCI-E 6ピンが1本)よりも低いため謎な仕様です。

Radeon HD5770に近い価格で、電源コネクタを2本接続することが問題なければ買い。

Radeon HD6770

★★★★★ Radeon HD5770のリネーム

Radeon HD5770のリネームのため動画支援機能はUVD3ではなくUVD2搭載です。手に入りにくくなったHD5770の代わりに。フルHD以上の高解像度ゲームにはHD6850をおすすめしますが、Direct X10/X9のゲームで低解像度のワイドであれば画質を重視しても快適に楽しめる場合が多い。

基本はHD5770と同じですが、HDMIが1.4a対応になっています。基本設計をHD5770そのままを採用したのは、HD6000シリーズの設計にするとDirect X9/X10/X11のバランスが変わってしまい、HD5770の良さを壊してしまうからなのかもしれません。

最大消費電力は108Wでアイドル時の消費電力は18W。補助電源としてPCI-E6ピンが1つ必要。

Radeon HD6750

★★★☆☆ Radeon HD5750のリネーム

Radeon HD5770のリネームのため動画支援機能はUVD3ではなくUVD2搭載です。手に入りにくくなったHD5750の代わりに。HD6770/HD5770よりも性能の低下が大きいですが、多くのゲームが楽しめる性能です。

基本はHD5750と同じですが、HDMIが1.4a対応になっています。基本設計をHD5750そのままを採用したのは、HD6000シリーズの設計にするとDirect X9/X10/X11のバランスが変わってしまい、HD5750の良さを壊してしまうからなのかもしれません。

最大消費電力は86Wでアイドル時の消費電力は16W。補助電源としてPCI-E6ピンが1つ必要。

Radeon HD6670

★★★★☆ ロープロファイル対応では高性能

HD6850の半分以下の性能で、HD5750よりも低くHD5670よりは高い。

補助電源不要でLowprofile対応のため、省スペースPC用としては3Dゲームもそこそこ楽しめる高性能。UVD3対応でCPUが非力でもハイビジョン動画が高画質で楽しめます。

LowProfileではなく標準サイズの製品もあります。LowProfileではファンの大きさが小さく高回転になり騒音が大きくなるため、ロープロファイル専用の省スペースPC以外では標準サイズをおすすめします。

最大消費電力は66WPCI-E補助電源の接続は不要。アイドル時の消費電力は12W。

Radeon HD6450

★★★☆☆ UVD3による動画再生向き

IntelのCPUやチップセットに搭載されるグラフィック機能と性能では満足できない人向き。 消費電力がとても少なく、UVD3対応で動画再生を強化することができます。性能としてはHD4550/HD5450から大きく向上し低解像度の3Dゲームがなんとか動作するほどになり、動画等の映像機能も大きく進化しています。

ビデオメモリに高性能なDDR5搭載(最大27W)と消費電力の少ないDDR3搭載(最大18W)があります。アイドル時の消費電力は9W。動画再生用としてはDDR5を選ぶ意味はほとんどありません。

Radeon HD5000

HD6000シリーズの下位モデルはまだラインアップが乏しいため、HD6000で新しくなった機能を重視しない場合は価格の下がったHD5000シリーズも併せてお選びください。

Direct X11対応。
物理演算のDirectCompute 5.0/OpenCL対応。ATI Streameによる高速動画エンコードに対応。
動画支援機能のUVDはUVD2搭載になります。
HDMI1.3対応。

Radeon HD5670

★★★★☆ 補助電源不要のミドルレンジ

補助電源接続が不要なミドルレンジ。単精度浮動小数点演算の性能は620GFLOPs。最大消費電力は64Wでアイドル時の消費電力は14W。GeForce 9600GTよりも高い性能を発揮する場面が多い。

HD5750との性能差は大きいので、補助電源不要に拘らなければHD5750がおすすめ。ゲーム重視にはHD5570よりもHD5670。

Radeon HD5570

★★★☆☆ バランスの良いローエンド

アイドル時の省電力重視に。単精度浮動小数点演算の性能は520GFLOPs。最大消費電力は42.7Wでアイドル時の消費電力は9.69W。

基本設計はHD5670と同じでクロックやメモリ帯域が低くなっています。シェーダーが活用される場合はHD4670以上、一般的なゲーム性能はHD4670以下となります。GeForce GT220よりは高性能です。低解像度のゲーム向き。

Radeon HD5450

★★☆☆☆ 静音ファンレス

Intel 第二世代 Corei(Sandy Bridge) CPUに搭載されている内蔵GPUよりも性能が低いので注意。

補助電源接続が不要なミドルレンジ。単精度浮動小数点演算の性能は不明。消費電力の参考値は19.1Wでアイドル時の消費電力は6.5W。

性能も消費電力もHD4550とほぼ同性能。性能が低いためDX11は使い物にならず、HD4550を選んでも変わらない。最大のメリットはEyefinityに対応しているので、最大3つのディスプレイ出力が可能。ゲーム性能は必要ないが多画面表示したい場合に最適。※3台目のモニターにはDisplayPortでの接続が必要です。

過去のRadeonシリーズ

用語

PCI-Express 2.0
転送速度が1.1の2倍に広がった帯域です。PCI-Express2.0対応のビデオカードをPCI-Express 1.1のソケットに接続しても問題はありません。CrossFireやX2仕様のビデオカードでは1.1では帯域不足が性能に表れることがありますが、それ以外では問題になりません。
GPU
ビデオカードのCPUのようなもの。映像処理を行うコア。
VRAM (ビデオメモリ)
ビデオカードのメモリ。映像を組み立てる場所。16MBあればQXGA(2560x1600)サイズでもフルカラーの表示が可能。3Dゲームでは出力される映像の組み立て以外にも使われるので、WUXGA(1920x1200)サイズでは512MB以上(高画質ゲームでは1GB以上)を推奨。メインメモリと同じで容量が余っていても速度は向上しないが、足りなくなると遅くなります。
GDDR5/GDDR3/DDR3/DDR2
VRAMの種類。GDDR5はGDDR3の最大5倍の性能が可能。帯域幅が狭くてもGDDR3よりも高速。GPUとセットで搭載されるので単体での性能は気にする必要なし。GPUの性能が低く高性能なVRAMを搭載しても無意味。ビデオカードの一部なので、メインメモリがDDR2でも関係ありません。
Direct X
Direct Xを使うことでグラフィック処理を行います。X9→X10ではより効率よく動作させるために設計が大幅に変わりました。X10.1やX11では効率の良い処理と高画質を実現するために機能が追加されています。
GPGPU
 CPUの補助としてGPUで映像以外の処理を行う機能です。CUDAやATI Streamがこの機能です。
GPUクーラー
GPUやVRAMを冷却するためのもの。1スロット仕様では厚みが制限されるためファンの回転数を上げる必要があり音がうるさい。発熱が少なければファンなしも可能ですが、空気の流れがないと熱が蓄積されるので注意が必要。
リファレンス
 Reference。GPUメーカーが作るのと同じ仕様でカードメーカーが生産。リファレンスでは設計がどのメーカーでも同じになるので、サポート体制(保証制度など)でメーカーを選びます。日本では一般的に海外メーカーの代理店でのサポートになります。初めはどのメーカーもリファレンスモデルで、そこから独自設計のものが作られて発売されるようになります。
Windows Aero
Windows Vista以降では、CPUの代わりにビデオカードがウインドーの描画などを担当します。CPUが他の処理に専念できるため、たくさんのウインドーを表示していても快適。Windows7ではDirect X10の機能を生かして、Vistaよりも効率が向上。
CrossFire
2つのGPUを連携させて性能を高めます。2つのGPUが分かれているため、処理によっては単体で処理するよりも性能が低くなる場合があります。1枚のビデオカードで内部CrossFireになっているものがX2です。HD4870X2はHD4870を2枚接続しているのと性能が同等です。
PCI-E補助電源
マザーボードからPCI-Expressに供給されている電力で足りない場合、電源からのケーブルを直接接続する必要があります。PCI-Express x16 1.1では75Wまでなので、190Wのビデオカードでは残り115Wを電源から直接供給する必要があります。8ピンが6+2ピン構成の場合、6ピンとしても使用することができます(2ピンが余る)。CPU補助電源の8ピンとは異なるので注意。これらは12Vで供給されるので電源の12V出力が重要です。現在は出力に合わせたPCI-E補助電源コネクタが搭載されているので、電源選びの目安になります(出力が大きければ6ピン2本+8ピン2本を搭載、小さければ6ピン1つのみを搭載)。電源に余裕があれば4ピンペリフェラルコネクタ(DVDドライブなどに使う電源コネクタ)からPCI-6ピンへの変換ケーブルも使用できます。
UVD/UVD2/UVD3
ATIの動画再生支援機能。CPUの負担を少なくして高画質で再生します。この機能を使うには動画再生ソフトでハードウェア支援機能を有効にする必要があります。
LorProfile(ロープロファイル)
ブラケットを含めて幅が短い構造です。省スペースPCに接続するにはこのタイプが必要です。ロープロファイル専用では、通常のPCケース(ミドルタワーなど)用のブラケットが付属しません。ロープロファイル対応であればどちらでも使うことができます。

悩んで自分で決めることができない場合

性能はバランスが大切

古いPCの場合、グラフィックボードを交換しても映像処理以外の性能不足で快適にならない場合があります。

場合によっては、PC本体を交換するのが結果的に安く快適になることがあります。

ノートPCではグラフィックボードの交換はできませんのでご注意ください。

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