Vistaの動作が遅いと感じたら
概要
遅く感じる原因はいくつかあります。
・性能不足
・視覚効果により遅く見える
・ドライバが不完全
性能不足では
性能不足というのは、Windows Vistaが動作する条件は満たしていても、実行するアプリケーションの動作に必要なメモリやCPU性能が足りない場合、複数のウインドーを表示したときに3Dビデオカードの性能が不足してしまう場合があります。
メモリは足りてますか?
Windows Vista Home Premiumでは少し製品をインストールすると常時700MBを超えてしまいます。そこに、画素編集ソフトでたくさんの画像を開くと1GBを超えてしまい、メモリ不足により動作が低下してしまいます。
画像編集ソフトではなくても、Windows Vistaのエクスプローラで画像のサムネイルをたくさん表示させることでも、メモリはたくさん使われます。
メモリ不足かどうかはメモリ不足を確認するでご確認ください。Windows XPもVistaも同じ手順で確認することができます。
大きなディスプレイほど高性能なビデオカードが必要
ディスプレイの解像度が高くなるほど、一度に表示する情報量が大きくなります。解像度が高くなくても、一度に表示するウインドーが増えるほど映像に多くの処理が必要になります。
3D描画の性能が足りているかどうか確認するには、Windows AeroデザインをWindows Vistaベーシック デザインに変更することで確認できます。変更しても変わらないのならビデオカードの3D描画性能は十分足りていますので、他に原因があると考えられます。動作が軽くなったと感じたら、3D描画性能が不足していることが考えられます。または、ドライバの問題で性能が発揮できていないことが考えられます。
デザインを変える手順
コントロールパネル→個人設定→
ドライバは最新に
パソコンの各パーツはOSに合わせたドライバにより動作します。Windows Vistaは発売されたばかりであり、ドライバの動作が完全ではなく性能を発揮できないことがあります。
特に、ビデオカードはなるべく最新のドライバに更新してお使いください。現在のドライバで問題がある場合、新しいドライバの登場をお待ちください。希に、最新のドライバで問題があり、古いドライバでは問題がない場合もあります。
最新のドライバは、PCメーカーやビデオカードなど各パーツメーカーのサイトで確認することができます。購入したままのパソコンではPCメーカーのドライバを、交換や増設したパーツや周辺機器があれば、それらのメーカーからドライバをダウンロードしましょう。
ドライバ(Driver)とはデバイスドライバのことで、機器を動かすためのプログラムデータのことです。