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更新:2008/02/07

ハードディスクの性能を比較

ベンチマーク

ベンチマーク(Benchmark)は性能を客観的に比較するためのものです。測定する環境にも左右されます。

計測環境と比較方法を一新しました。現在、B分類として同じ環境で計測しています。

USB接続の場合、同時に接続している別の機器の影響などUSBの仕様により、半分以下の性能しか出ていないことがありますが正常です。別のUSBポートに接続することで改善することがあります。

測定環境

分類 B
M/B GIGABYTE GA-P35-DS4 Rev2.0
(Intel P35+ICH9R AHCI)
CPU Intel Core2 Quad Q6600
メモリ DDR2-1066 1GB x 2[2GB]
OS Windows Vista Home Premium(32bit)
メーカー モデル 型番 容量 接続
インターフェース
アイオーデータ
I/O DATA
HDC-U HDC-U320 320GB USB2.0
日立グローバルストレージテクノロジーズ
HGST
Deskstar T7K500 HDT725050VLAT80 500GB PATA
ウェスタンデジタル
WesternDigital
WD Raptor WD1500ADFD 150GB SATA
シーゲート
Seagate
Barracuda 7200.10 ST3320620AS 320GB SATA
ウェスタンデジタル
WesternDigital
WD Caviar SE16 WD5000AAKS 500GB SATA
サムスン
Samsung
Spinpoint F1 HD103UJ 1000GB SATA

HD Tune

HD Tuneでは転送速度の変化とアクセスタイムのバラツキを視覚的に確認することができます。
http://www.hdtune.com/

最大転送速度(シーケンシャル)とアクセスタイム(シークタイム)を抜き出して比較します。

ハードディスクではディスクの先頭が高速で、後方に行くほど遅くなっていきます。分断されていない大きなファイルの読み書き速度に影響し、数値が大きいほど高速です。

アクセスタイムでは異なる位置にあるデータに移動するのに必要な時間です。バラバラに記録されている小さなファイルのアクセス速度に影響し、数値が小さいほど高速です。

分類 型番 Maximum(MB/s) Access Time(ms)
B HDC-U320 33.2 15.3
B HDT725050VLAT80 77.1 13.8
B WD1500ADFD 78.9 8.6
B ST3320620AS 76.6 13.6
B WD5000AAKS 78.1 13.7
B HD103UJ 116.7 18.0

WD1500ADFDは古くプラッタ密度が低いですが、回転数が1万回転と高速なため今でも高性能な部類に収まっています。最新の高密度プラッタのHD103UJでは、転送速度は最高の性能ですがアクセスタイムはとても遅く足かせとなっています。

PCMARK

ハードディスクの性能を実用に近いアプリケーションレベルでの性能を測るベンチマークです。
PCMARK 05はWindows XPで使用する場合の性能、PCMARK VANTAGEではWindows Vistaで使用する場合の性能測定が行われます。
数値が大きいほど性能が高いことを表します。
http://www.futuremark.com/

PCMARK 05とVANTAGEでのHDD-Testのスコアです。最新1TBのSAMUSUNG HD103UJが最高で、他のSATAドライブは大きな差はなく、一番性能が低いのがUSB接続となりました。

PCMark Vantage
分類 型番 Windows Defender gaming Photo Garrary Windows Vista startup
B HDC-U320 12.27 8.99 21.15 12.17
B HDT725050VLAT80 16.46 12.43 34.78 16.67
B WD1500ADFD 19.46 14.25 29.58 14.76
B ST3320620AS 18.94 11.97 35.16 16.11
B WD5000AAKS 17.12 13.58 38.76 16.17
B HD103UJ 24.55 15.01 47.94 19.27
PCMark Vantage
分類 型番 Windows MovieMaker Windows Media Center Windows Media Player applicatiton loding
B HDC-U320 17.14 20.47 6.96 3.32
B HDT725050VLAT80 28.4 35.74 8.22 3.65
B WD1500ADFD 41.49 49.42 11.85 4.81
B ST3320620AS 38.96 87.02 10.09 3.77
B WD5000AAKS 41.11 65.82 9.04 4.73
B HD103UJ 43.02 82.17 10.97 5.56
PCMark05
分類 型番 XP Startup Application Loading General Usage Virus Scan File Write
B HDC-U320 7.392 5.909 4.677 29.909 21.977
B HDT725050VLAT80 11.15 7.954 7.253 92.476 69.396
B WD1500ADFD 11.125 10.211 8.982 83.611 75.895
B ST3320620AS 9.942 7.563 6.024 83.055 71.8
B WD5000AAKS 11.255 7.898 7.241 96.85 69.742
B HD103UJ 10.25 9.18 8.443 119.255 118.571

Windowsのシステムやアプリケーションのインストール先として使用する起動ドライブとして重要になる項目を抜き出してグラフにしました。

遂に、高密度プラッタの最新ドライブが、古い高速回転のドライブを起動ドライブとしても上回ってきました。アクセスタイムが遅いHD103UJですが、意外にも起動用としても高い性能を誇っています。32MBとという大容量キャッシュの影響でしょうか。

そろそろ高速回転のRaptorにも密度の高いプラッタを採用したドライブの登場が待ち望まれます。

画像や音楽や動画ファイルなどデータドライブとして重要となる項目を抜き出してグラフにしました。

大きなファイルの扱いには、密度の高い新しいドライブほど高性能です。

ドライブごとの詳細

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選ぶ時のポイント:
WD CaviarはSE16が高性能。GPは省電力。
BarracudaはESは7200.xxの高信頼版。7200.xxのxxは数値が大きいのが新しい。7200は7200回転の意味。
DeskstarはPシリーズが省電力。

アイオーデータやバッファローのハードディスクも、中身はハードディスクメーカーのドライブです。

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