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PC情報ハードウェア組み立て
更新:2007/11/15

電源とケーブルの接続

電源の取り付け

通常のケースでは、最上部に電源を取り付けます。ケース上カバーを外すと電源を乗せることができます。

側面にファンが付いている電源では、ファンが下に向くように取り付けます。それ以外では、どちら向きでも構いません。ケースの作りによっては向きが反対になってしまうこともあります。

Antec P182では電源は隔離された下段に取り付けます。電源を固定する枠を外して、右側の側面カバーを外すことで電源を乗せることができます。電源部が隔離されているため、ファンの向きはどちらでも構いません。下段ハードディスクと電源の熱を他のパーツに伝えない仕組みです。

P182では電源の位置が通常と異なるため、メイン電源のケーブルの長さが足りないことがあります。その場合は延長ケーブルをご使用ください。ここでは、Nipron ニプロン みなもっとさん ePCSA-650P-E2S-MNを使用しています。

 

ファンにケーブルが巻き込まれないように注意して、電源ケーブルを繋げていきます。

 

P182では背面にケーブルを通すことができます。

ケーブルの接続

IDEドライブにはIDEケーブルを接続します。UltraATAやATA-100/133のハードディスクやATAPIのDVDドライブなどに接続します。

IDEケーブルのコネクタはマザーボード(SYSTEM)、マスター(MASTER)、スレーブ(SLAVE)があります。ケーブルが長い方の先端がマザーボード、反対の先端がマスター、中間がスレーブとなります。

マスターは1台目のドライブ、スレーブは2台目のドライブに接続します。ケーブルのマスター・スレーブと、ドライブのジャンパピンスイッチのマスター・スレーブを合わせる必要があります。

 



コネクタに出っ張りが付いていないものは、反対の向きでも差し込めてしまうので注意してください。

SATAのケーブルは1本に1つのドライブと接続します。SATAのハードディスクやDVDドライブなどと接続します。この場合、電源コネクタもSATAのものを接続します。

SATAのハードディスクにはSATAの電源と4ピンペリフェラルの両方のコネクタを持つものがありますが、必ず片方のみを接続します。

SATAのコネクタはとても弱いので無理に力が入らないように十分気をつけてください。補強されていないコネクタはてこの原理で簡単にバキッと割れてしまいます。

 

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