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更新:2010/03/13

モニターと目の疲れ

概要

パソコンは目が疲れる!

その理由は、至近距離を見続けること、発光物を直接見ていることが原因です。

至近距離を見続けることで、目が硬くなりピントが固定されてしまいます。そうすると遠くのものが見づらくなってしまいます。

発光物を見続けることで目にダメージが蓄積されてしまいます。光量が違うとはいえ、小型の太陽を直視してるようなものです。

輝度を下げられないモニターもある

液晶ではTN/VA/IPSといったパネルの光の通し方の違いによる目への負担の違いもありますが、輝度が高ければ、どれも目に悪いことは疑いようがありません。

液晶のバックライトの明るさの調整は実は結構難しいもので、モニターによっては輝度がほとんど変わらないもの、輝度を変えると色合いがおかしくなってしまうものがあります。

安いものほどその傾向は強くなります。高いですが、ナナオなどのモニターではかなり輝度を落としても見え方が崩れず、輝度による目への負担を和らげることができます。ナナオ以外でも輝度を大きく下げられるモニターはありますが、モデルにより大きく異なることが多く、試してみないとわかりません。(スペック表では最大輝度のみで最低輝度は表記されない)

ですが、暗くしすぎるのも見づらくなり、これもまた疲れる要因となってしまいます。環境の明るさに応じてモニターの明るさが自動調整されるモニターもあります。

見やすく自然な画質で人気のIPSパネルは高コストで利益にならないため、生産から撤退するメーカーが相次いでいます。パネルの在庫が無くなり次第販売終了となる可能性が高いです。

OA眼鏡を活用しよう

そこで、私がおすすめするのは、モニターやテレビや電灯などの光を優しい光に変えてしまう眼精疲労予防レンズをおすすめします。

眼精疲労予防レンズ b.u.i

太陽の強い光も直視しなければ、あまり影響はありません。これは、目に悪影響のある鋭い光が目に届く前に消えているためで、モニター等の光も同じように目に負担のある光をカットしてしまえばよいのです。

一番有名なのがUVカットですね。レンズに限らず、液晶の保護フィルター等に加工されているものもあります。紫外線をカットすることで目の負担を和らげるものです。

しかし、これでカットできるのは紫外線領域のみで、光そのもは変わりません。

また、色つきのOA眼鏡が古くから知られていますが、それではモニターの見え方が変わってしまいます。

そこで、おすすめするのが私も重宝している眼精疲労予防のb.u.i(ビュイ)レンズ。

鋭い光を優しい光に変えてくれる特殊なレンズで、色調は変わりません。それぞれの色調の目に悪い強い光だけを取り除くことで、見た目は変わらずに目への負担を和らげています。

UVカットの他、撥水加工によりコーヒーなどで曇ってもすぐに視界が回復する機能性にも優れたレンズです。

パソコンの他に夜間のドライブにも人気があります。ギラギラ感をカットするのが特徴です。

見た目は変わらないので、効果は感じにくいですが、目の負担は緩和されているので、使わないときに効果を実感します。使っているときは気になりませんが、使わないでいると目の疲れを感じるのが早いのです。

新たな目の負担を和らげるだけであり、既に溜まっている疲れを取り除く効果はありません。目の疲れを取ることは別途必要です。

目の疲れを取り除く方法

遠くを見る

誰もが知っていることだと思いますが、近くを見続けることで目が硬くなるので遠くも見るようにすればよいのです。できるだけ無限遠を見るようにしましょう。

なにも緑でなくても構いません。緑の木々は見やすいですが、遠くの雲や建物でも目を動かすことに変わりはありません。近くと遠くを交互に見ると効果的です。目を動かしすぎると反対に疲れてしまうので注意。

もちろん、紫外線には注意してください。できればUVカットの眼鏡やサングラスなどを使うのがよいです。

目のピントを合わせやすくする食品にブルーベリーが有名です。目の動きに必要な成分が含まれているので気になる場合は摂ることをおすすめします。ブルーベリーよりもビルベリーの方が目に良い成分が多く含まれています。

目を休める

目を閉じて休めます。瞬きが少なすぎるのはドライアイの原因となってしまいます。しっかりと目を閉じて潤わせましょう。ビタミン入りの目薬を使うと効果的です。

モニターや日中の屋外のギラギラ感が気になる場合にはルテインのサプリメントがおすすめです。

ルテインは目の物を見わける黄斑部に必要な成分です。黄斑部が痛むと視力低下の他色覚障害などが起こります。ギラギラが痛いと感じるなら眼科で監査を受けて、異常がなければルテインをとって保護しましょう。目から受けた紫外線は全身に回りますが、ルテインはこの紫外線の影響を少なくする働きもあります。

人気のブルーベリーの働きはアントシアニンによる毛様体筋の血流を改善し、眼のピント調整を動きやすくすること、ロドプシンの再合成を助けて、網膜での明るさの対応力を改善する働きがあります。暗い場所や明るい場所に移動したときに、明るさの変化に対応できない場合はロドプシンの働きが悪くなっているのでブルーベリー(ビルベリー)を摂取しましょう。

サプリメントは品質が重要

サプリメントを選ぶときは成分の含有量だけではなく、品質も大切です。たくさん成分が含まれていても、ほとんど吸収されない構造であったり、人間にはあまり効果の無い構造のものであっては意味がありません。

また、希少価値の高い高価な成分が、安い成分よりも効果が高いとは限らないので注意してください。同じ「目に優しい」でも、ブルーベリーとルテインのように、得られる効果の種類が大きく異なることがあります。販売のうたい文句ではなく、何がどう効果があるのかをしっかりと調べた上で活用するようにしましょう。PCパーツや周辺機器を選ぶ場合も同じです。

こんな場合は眼の病気なことも

目が曇りガラスのように見づらいことや日中の屋外でもギラギラ感が強い場合は白内障の恐れがありますので、眼科で検査を受けてください。

片目を閉じて視野の一部が欠けて見えなくなる場合は緑内障の恐れがありますので眼科で検査を受けてください。

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