・AMD新型Phenom IIについて
・Intel新型CPU Intel Core i7について [もっと詳しく]
・低価格CPUのAtomについて
初期ロットのAMD Phenom IIでは、X2やX3でもBIOSの設定により4コアのX4相当で動作できる物が多いようです。通常、X2は4コアの内2コアが不良で動作しないもの、X3は1コアが動作しないものが使用されますが、コアが正常に動作するものでもX2やX3に設定されて販売されることが初期ロットでは多いようです。
最新のAMD Phenom IIでは、やっとCore2 Quadと同等の性能に追いつきました!しかし、Intelでは主力がCore i7に移っています。
CPU(シーピーユー)は演算装置です。高密度のトランジスタによる集積回路で、電気の流れを利用して高速に計算を行います。
パソコンの処理はすべてが計算によって行われています。そのため、CPUの性能がパソコンの処理速度に大きな影響を与えます。
CPUの性能は処理性能と電力効率があります。
TDPは熱設計電力を表し、実際の消費電力ではありません。消費電力は省電力機能の働きと、CPU負荷により変動します。基本的にTDPが高ければ消費電力と発熱も高くなりますが、同じTDPでもCPUの設計が異なると多少変動します。
※価格は参考価格です。販売店や時期により変動しますことを予めご了承ください。
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Intel Core2シリーズよりも低価格で高性能。LGA1156とLGA1356は使用できるマザーボード(チップセット)が異なりますのでご注意ください。
Core i7 870は28,800円で、クロックが高くバランスの良い性能。一番おすすめ。
LGA1156 / 2.93GHz (TB 3.60GHz) 4Core(8スレッド) / TDP 95W / L2 256KB x4,L3 8MB/ DMI 2.5GT / 45nm / SSE4
Core i7 960は54,460円で、標準クロックの高さとメモリ性能の高さが特徴。チップセットも高性能なX58系で、高性能な内蔵パーツ(ビデオカードの2枚挿しや多くのHDD/SSDの搭載など)を組み合わせるのに最適。
LGA1366 / 3.20GHz (TB 3.60GHz) 4Core(8スレッド) / TDP130W / L2 256KB x4,L3 8MB/ QPI 4.8GT / 45nm / SSE4
Core i7 980X Extreme Editionは94,980円。Core i7の最高性能となるモデルで、オーバークロックの制限が解除されています。6コア搭載されているため、ゲームのプレイ画面の録画や高速な動画変換などが可能です。
LGA1366 / 3.33GHz (TB 3.60GHz) 6Core(12スレッド) / TDP130W / L2 256KB x4,L3 8MB/ QPI 6.4GT / 32nm / SSE4
※オーバークロックではそれぞれの構成に合わせた最適な設定を行いCPUの性能を発揮させます。メーカーが保証している設定を変更するため保証が受けられなくなります。設定によっては寿命の低下や即故障に繋がることもあります。
Core i5 760は19,800円で、価格を重視する場合におすすめ。1コアで2つの処理を同時に実行できるHyperThread機能がありません。
LGA1156 / 2.80GHz (TB 3.46GHz) 4Core(4スレッド) / TDP 95W / L2 256KB x4,L3 8MB/ DMI 2.5GT / 45nm / SSE4
Core i3 550は13,480円で、GPU機能を内蔵しているためビデオカード不要でモニターへの映像出力が行えます。モニターへの出力端子を搭載したマザーボードが必要(それ以外ではCPU内蔵のGPU機能は無効になります)。Core2 Duoに置き換わるモデルです。2コアですが4つの処理が同時に実行できますが、TurboBoost機能がないため1コアの動作でもクロックは高くなりません。キャッシュ容量が半分になっています。低い消費電力とビデオカード不要による低コストによる構成が可能なのが特徴です。
LGA1156 / 3.20GHz 4Core(8スレッド) / TDP 73W / L2 256KB x2,L3 4MB/ DMI 2.5GT / 45nm / SSE4
Core2 Quad Q9650は32,000円。LGGA775最後の高性能CPUでシステムを延命させたい方に。4コア搭載ですが、Core i5-760よりも低い性能です。在庫残り僅か。
LGA775 / 3.00GHz 4Core / TDP 95W /L2 6MB + 6MB /FSB 1,333MHz / 45nm / SSE4
Core2 Duo E8500は18,478円。LGA775マザーボードでの、低い性能のCPUからの乗り換えに。コアの数よりもクロックを重視したい場合に!1つのコアのCPU使用率が高くなる用途に最適です。(マルチコアの性能が生かせないゲームやアプリケーション)
LGA775 / 3.16GHz 2Core / TDP65W / L2 6MB / FSB 1,333MHz / 45nm / SSE4
ソケットAM3用のCPUはメモリがDDR2に対応している場合ソケットAM2+でも使用可能です。DDR2を使用する場合は本来の性能が発揮できません。
Phenom II X6 1090T Black Editionは 28,910円。 6コアあるため複数の処理の同時実行に強いが各コアの複雑な処理性能は低い。メモリ性能も低く、Core i7-800系の性能に近い(得意な処理と不得意な処理があるため単純な比較はできない)。ブラックエディションはオーバークロック設定も柔軟に調整可能です。チップセットでUSB3とSATA3がサポートされているので、それらの機器を使用する場合にIntel系よりも高い性能を発揮します。
Socket AM3 / 3.2GHz (TC 3.6GHz) 6Core / TDP125W / L2 512KB x4 L3 6MB / HT 4GHz / 45nm / SSE4
Phenom II X4 955 Black Editionは 14,800円。 ゲーム性能がCore2 Quad Q9650よりも高性能!全体ではCore2 Quad Q9550に近い性能です。ブラックエディションはオーバークロック設定も柔軟に調整可能です。
Socket AM3 / 3.2GHz 4Core / TDP125W / L2 512KB x4 L3 6MB / HT 2GHz / 45nm / SSE4
Phenom II X2 555 Black Editionは 9,670円。 Intel Core i3-530-550に近い性能。ブラックエディションはオーバークロック設定も柔軟に調整可能です
Socket AM3 / 3.2GHz 2Core / TDP80W / L2 512KB x2 L3 6MB / HT 4GHz / 45nm / SSE4
※オーバークロックではそれぞれの構成に合わせた最適な設定を行いCPUの性能を発揮させます。メーカーが保証している設定を変更するため保証が受けられなくなります。設定によっては寿命の低下や即故障に繋がることもあります。
基本的に同じシリーズの数値が高いほど高性能。CPUのクロックだけでは比較することができません。
Cpre2 Duo E4300よりもCpre2 Duo E6300が高性能。Athlon X2 BE-2300よりもAthlon X2 BE2350が高性能。
Core i7では、 低価格のCore i7 920が、高価格のCore2 Extreme QX9770より高性能となる場合があります。ただし、拡張機能が活用できずクロックしか影響されない場合は、Core2 Quad Q9400程度の性能になります。
Core i7は現行のCore2 Quadに置き換わるCPU(ただし、互換性はないのでマザーボードから変える必要がある)です。しかし、ソケットLGA1366はハイエンドモデルのみとなり、普及型はソケットLGA1156での発売が予定されています。
実行するプログラムの並列処理の効率によりシングルよりデュアル、デュアルよりクアッドコアの性能が高くなります。
Core2 DuoよりCore2 Quadが高性能。Athlon 64 X2よりPhenomが高性能。
分散処理ができないアプリケーションや設計が古いゲームには、キャッシュ増量と動作クロックが高いCore2 Duoが魅力です。(価格を度外視すれば同性能を2基統合したCore2 Extreamでも変わらない)
デュアルやクアッドなどのマルチコアでは、コアを繋げただけなのか設計を最適化して作り直したのかによって性能効率が変わります。
Pentium DよりCore2 DuoやAthlon(64) X2が高性能。
具体的には、Intel PentiumDはマルチコアを考えていなかったCPU Penitumu4を2つ繋げただけなので消費電力が高く性能はあまり高くありません。Core2 Duoではデュアルコアのために設計して作られたので、消費電力が低く性能はとても高くなりました。Core2 QuadではCore2 Duoを2つ繋げただけに近く、消費電力はCore2 Duoの約2倍、並列処理を重視しないプログラムではCore2 Duoと性能が同等になります。しかし、Core2 Quadは電力効率が高められ、Core2シリーズはマルチコアの性能を発揮しやすいため、Core2 DuoとCore2 Quadの関係はPentiumDとPentium4の時とは異なります。
現在のPentium-DualCoreは古くのPentiumDとは異なり、Core2シリーズの設計で性能を抑えたもので、Celelonとの間に位置します。
AMD Athlonでは、Athlon 64はシングル、Athlon 64 X2とAthlon X2はデュアルコアです。AMDのデュアルコアはIntelよりも古くから最適なデュアルコアCPUです。性能向上余地はIntelのCore2シリーズに負けてしまいましたが、低消費電力が進んでいるのが特徴です。負荷の高くない使い方をするのであれば、効率よく動作します。
Athlon X2はAthlon 64 X2で低消費電力版と呼ばれていたクラスになります。現在のところ、まだ種類が少ないのが難点です。Athlon X2 BE-2350はAthlon 64 X2 4000+と同等の性能になります。
Intel
Core i7 Extreme|Core2 Extreme>Core i7|Core2 Quad>Core2 Duo>Pentium Dual-Core|Atom(デュアル)(?>)Celelon Dual-Core|PentiumD>Pentium4>Atom(シングル)|Celelon(旧)
Extremeは発表される時点で最高性能のモデルが位置します。
Core i7はハイエンドPC向き。動画や大量の写真などを扱うのに最適です。
Core2は一般向き。パソコンを様々なことに使うことができます。
Atom(シングル)はインターネット専用。性能が低いため、他のことをするには効率が悪い。
Atom(デュアル)はそこそこの性能になるようですが、高性能ネットブック用になるのか、一般向けになるのか位置づけが未だ不明です。
AMD
Phenom II>Phenom・Athlon 64 FX>Athlon 64 X2≒Athlon X2>Atlon64>Sempron
Phenomは新たに開発されたネイティブクアッドコアのCPUですが、Intel Core i7どころか、Core2 Quadよりも性能が低くく、安売り販売されています。Phenom X4はCore2 Duoに近い性能ですが、消費電力はCore2 QuadやCore i7と同等になります。
Athlon 64 X2は消費電力よりも性能重視、Athlon X2は消費電力重視となります。
現在のところ、Athlon 64 X2の高性能タイプはCore2 Duoよりも性能が低く消費電力が高くなっているので魅力がありません。
Sempronは性能がとても低くAMD CPUとしての魅力がありません。価格的にもSempronよりもAthlon X2がお買い得です。
IntelとAMD
Core i7 920 >Core2 Quad Q9650 >PhenomII X4 940 >Core2 Quad Q9450 >Q6700 >Phenom X4 9950
AMD Athlon 64 X2 6000+とIntel Core2 Duo E6600が同等、AMD Athlon 64 X2 3800+とIntel Core2 Duo E4300が同等の性能ですが、マルチメディアはCore2シリーズが高性能で、メモリアクセスなどはAthlon 64 X2が高性能です。処理の内容により有利不利がありますので、どちらが良いとは単純に決めることはできません。
熱設計電力のTDPは異なるメーカー同士を単純に比較することはできませんが、同じTDP数値であればさほど変わりません。CPUにより、低負荷時に消費電力が低いものと、高負荷時にあまり高くならないものがあり、使われ方によっても変わってきます。
Nehalem(ネハーレン)ファミリの新世代CPU。2009年の高性能PCで主流となるCPU。
ソケット形状が新設計のものに変わるため、現在のCore2やPentiumで使われるLGA775との互換性がない。メモリコントローラがCPUに統合されメモリアクセス性能が大幅に向上する。メモリにはDDR3 SDRAMが必要になる。CPUのみではなく、マザーボードのチップセットを含めて大きな変革となる。
HTテクノロジの復活により、4コアで8スレッドの同時処理に対応。ターボモードにより、コアの稼働状態によって動的なオーバークロックに対応。反対に、使われていないコアは電力供給をほぼ0状態(C6ステータス)にして低消費電力となる。
キャッシュがコアごとに小容量のL1、L2キャッシュと4コア共通の大容量L3キャッシュになり、L2キャッシュが大容量で2コア共有のCore2とは大きく異なる。キャッシュを活用する一部の3Dゲーム等でCore2 Quadよりも性能低下となる場合があります。しかし、メモリーとのアクセスはとても高速になっているので、キャッシュが小さなCore2よりは性能が高くなります。
2008年冬に発売される予定。ただし、初期はサーバー向けのソケットLGA1365が採用され、2009年の普及型Core i7(LGA1156)との互換性がない。普及型は2009年秋以降に登場する予定で普及は2010年になり、価格は同クロック帯の現在のCore2シリーズと同等に落ち着く見込み。
LGA1366 のCore i7(Bloomfield)
動画や3DゲームなどハイエンドPC向け。DDR3-1066MHzメモリを3枚単位で使用するトリプルチャネル。
マザーボードはハイエンドのX系統のX58チップセットで対応。普及型のP45/P35系統は下記のLGA1156で予定されている。
LGA1156 のCore i5(Lynnfield)
普及型Core2に置き換わる新CPU。DDR3-1333MHzメモリが2枚単位となるデュアルチャネルが予定されている。 高速なQPIではなくDMIによる2枚一組のメモリアクセスとなることでCore i7よりもメモリ性能が低下するが、マザーボードのコストが抑えられる。CPU自体はCore i7よりも高価格なもの(メモリ性能は低いがCPU性能は高い)や、HTテクノロジ非対応の低価格なものまで予定されている。
LGA1156 のCore i3(Clarkdale)
デュアルコア+GPUのCPUが登場。これまで、グラフィック機能がマザーボード上のチップセットに搭載されてきたが、CPUに内蔵されるようになる。
Atomはシステムが安いのが特徴です。消費電力が低いですがCPU性能もとても低いので、時間の掛かる処理を行うと電力効率がとても悪くなります。主に、インターネットが使えれば良いとする低価格ネットブック(Netbook)やネットトップ(Nettop)に使用されます。
インターネット以外でも十分使える低消費電力版のCore2 DuoはAtomより高価なので、サブPCとしてはAtom搭載ネットブックが人気となっています。
AtomCPUの単体販売はなく、主にインターネット用の低価格ノートPCや小型のマザーボードに取り付けられた状態で販売されます。
2007年冬に登場。最新Core2 の45nm版がPenryn。2008年の主流となっているCPU。
QuadではYorkfiled(ヨークフィールド)、DualではWolfdale(ウルフデール)として発売。
マザーボードはLGA775のP35チップセット以降で対応。それ以前のLGA775系でも対応できるものがある。
プロセスルールの縮小により同じ性能なら大幅に消費電力が少なくなる。
大きさ(内部設計)に余裕が生まれるため、SSE4などの拡張命令が実装されて、キャッシュも増量された。
反面、消費電力はあまり変わらなくなってしまった。
デスクトップではNehalemへの繋ぎ的な役割。
ノートPCではPenrynベースで省電力重視のデュアルコアが将来の主流となるかもしれない。小型ノートPC向けにシングルコアも予定されている。
2009年01月に登場。
Phenomの45nm版。
AMD Phenom II X4 940の性能はIntel Core2 Quad Q9550の性能に近い(価格も同程度)。
アイドル時の最低動作クロックが800MHzとなり消費電力が低下。45nmとなったことで、負荷時の消費電力もPhenom X4より低下している。
対応ソケットはPhenomと同じSocket AM2/AM2+。AM2で使用した場合はHTの動作が遅いので同じCPUでも性能が悪くなる。
ソケットAM3とDDR3メモリ構成に対応したコアも登場。こちらはメモリ性能がより高くなるが、基本性能は同じ。ソケットAM3のCPUはソケットAM2+のマザーボードでも使用可能。その場合、ソケットAM2+のPhenom IIと同程度の性能になります。ソケットAM3のマザーボードにはソケットAM2のCPUは使用できません。
AMD Phenom II X4 810の性能はIntel Core2 Quad Q8300に近い性能となる。ただし、消費電力が高い。
2007年冬に登場。
デスクトップでの対応するソケットはAM2+となる。現行のソケットAM2とピン配置は同じため、マザーボードによっては対応できるが、強化されたHyperTransport3.0が1.0で動作するなど一部機能が制限されてしまう。
ソケットAM2+ではAM2対応のCPUは完全互換で動作可能。
Phenom X4はクアッドコア、Phenom X3はクアッドコアの1つが無効となったトリプルコア。Phenom X2はデュアルコアとなる。
Core2 Quadよりも効率の高い ネイティブ・クアッドコアをアピールしていたが、実性能では消費電力ばかりが高くなり期待はずれとなってしまった。高性能なCore2 Quadに対抗できるモデルが存在しないため、安い価格で販売されている。
CPUの種類はどんな処理を行うかで選び、その中で性能は予算で選びます。
・使いたいCPUに対応したマザーボードとメモリが必要
・CPUのみを交換する場合、交換前にBIOSの対応確認と更新を忘れずに
パソコンをそっくり購入するのでなければ、CPUは必ずマザーボードとセットで選ぶ必要があります。
マザーボードのCPUソケットで使えるCPUの種類が決まり、BIOSでCPUに送る電圧などを設定します。
CPUソケットが異なる場合、形状が違うため取付ができず、偶然取付ができても故障してしまいます。
BIOSが対応していないと、CPUを正しく扱うことができないため、CPUの性能が発揮されないだけでなく、CPUが必要とする電圧よりも高ければ壊す恐れもあります。
構成が決まっているメーカーPCでは、CPUだけでなくバランスを重視しましょう。メモリ不足ではCPUの性能が発揮できなくなり、映像表示はビデオカードの性能が足りなければ処理が遅くなってしまいます。
例えば、新しく発売になったFSB1333のCore2 Duoには、FSB1333対応のマザーボードと、デュアルチャネル(2枚1組)でのDDR2-667以上のメモリが必要です。DDR2とDDR3には互換性がないので異なると接続できません。マザーボードによっては、FSBよりも1ランク下のメモリが使用できる場合があります。
AMD CPUでは、マザーボードのチップセットではなくCPUがメモリコントローラを搭載しているため、FSBではなくHTテクノロジで接続されます。この場合もCPUの要求に合うメモリが必要です。
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